「製造DX」でムダのない製造を実現!
まずは製造進捗の見える化を行う
製造に関する情報が煩雑になる原因は、時間軸、負荷、多工程など、複合的な要素が結びつき、工場の製造進捗が見えづらくなっていることが考えられます。
まずは、「製造進捗の見える化」を行うことで、仕事量や優先順位を把握することができます。

次に現場の作業を効率化する
- ブランク加工後の仕分け作業
- 作業の着手・完了情報を入力する作業
- 加工するパーツがどこにあるのか探す作業
- 検査図面を探す作業…など
板金製品の製造には様々な現場作業が存在します。
これらの作業を1つずつ効率化することが、大幅な工数削減につながります。
「ヒト・モノ・コト」をデータでつなぎ、製造DXを実現
アマダでは、工程の流れをデジタル技術で把握する製造DXソリューションの1つとして「LIVLOTS」を用意しています。
「LIVLOTS」は事務所(生産管理システム)、プログラム室(CAD/CAM)、製造現場(加工機、各現場)をつなぐことで、工場全体の製造のデジタル化を実現することができます。

LIVLOTS全体のイメージ
■「LIVLOTS 現場支援」で実現できる6つのこと
① 製造進捗がわかる
生産管理システムとの連携
生産管理システムから、受注した部品の図面・納期・個数などといった製作手配情報を受け取り、各工程に対する作業内容に分解して、進捗を管理することができます。
チャート一覧で製造進捗を一目で確認

② 製作手配情報からネスティングができる
CAD/CAMソフト VPSS 4ieとの連携
「LIVLOTS」と弊社CAD/CAMソフト「VPSS 4ie」を連携することで、生産管理システムから受け取った製作手配情報を受け取り、ネスティングすることができます。
パーツ名称や個数の入力ミスを削減
プログラムを作成したら「LIVLOTS」に自動で反映

③ 作業の着手・完了情報がわかる
加工機との連携
「LIVLOTS」と最新のNC装置「VPSS 4ie」が搭載された加工機を連携することで、作業の着手・完了情報を自動で「LIVLOTS」に登録することができます。手間なく正確な作業時間を把握することができます。
加工するべきプログラムを一覧で確認
作業の着手・完了情報が自動で「LIVLOTS」に反映
帳票による呼び出しをペーパーレス化

④ 仕分け作業を効率化できる
ブランク加工後のシートを製品別・部品別・製造番号別に色分け表示することで、仕分け作業を効率化できます。
似た形状のパーツでも色分け表示で仕分け間違いを防止

⑤ 検査工程のペーパーレス化ができる
「LIVLOTS」ではタブレットに図面や指示書を表示し、寸法やコメントの入力を行うことができます。
内容は工程ごとに管理されますので、どの工程でどんな検査をしたか、すぐに確認できます。
検査結果を探す時間を短縮し、さらにペーパーレス化を実現

⑥ 画像や書類を一元管理できる
「LIVLOTS」は書類や現場で撮影した写真を図番等と紐づけて一緒に管理することができます。
難しい溶接個所などを写真に残せば、リピート品を製作する際の教育資料として活用することができます。
図面や書類を探す手間を削減
リピート品作成時の効率化

まとめ
「LIVLOTS」は従来ソフトと比較し、手間なく製造進捗の見える化を実現します。
実績情報をまとめて表示できるので、ムダのない効率的な生産・工場運営に貢献します。
現場作業者の目線に立って開発された「LIVLOTS」は、1日の仕事量が把握できるため、毎日作業を進めながら、終了時間を把握することができます。
企業の生産性向上や、働き手の生活の質を向上する働き方改革にも大きく役立ちます。
ぜひご活用ください。

ムダのない効率的な生産・工場運営を実現する
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