ネジを使わない接合

医療機器などの内部機器(ハードディスクケース)は多くのネジで固定されています。
ネジや工具の準備や、ネジ止め作業に時間がかかります。

製品事例 : 医療機器筐体
材質 : SECC
板厚 : 1.2mm

課題

手間のかかるネジ止めをやめたい

・ネジ止め作業に時間がかかる。
・付け忘れ、ネジ山の潰れなど気を使った作業になる。
・ネジが緩んで外れるリスクが有る。

解決策

板金加工の工夫でネジ止めを削減

ネジを使わない接合方法を2つ提案します。
①ブリッジ成形加工を利用した接合方法
②特殊なほぞ形状で接合する方法

①ブリッジ成形加工を利用した接合方法

ブリッジ成形金型を応用して接合形状を作製します。片方は通常のブリッジ成形を使用します。もう片方はブリッジ成形の半分の形状にします。
ブリッジ成形に半分のブリッジ成形を差し込んで接合が完了します。

・ハードディスクケースを重ねて接合

ブリッジ成形を利用した接合の動画

②特殊なほぞ形状で接合する方法

特殊なほぞ形状をほぞ穴にスライドさせて接合します。
抜け止めを設けているので、逆側にスライドしません。

ロック付き差し込みほぞの動画

ご提案ソリューション

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