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課題解決
提案

曲げの金型交換作業を
楽に行いたい

曲げ段取り作業の現状

曲げ作業に着手してから加工を始めるまでには、「段取り」と呼ばれる準備作業に多くの時間を取られてしまいます。
特に作業者の負担が大きい「段取り」が金型交換、金型レイアウト作業です。
曲げ加工をする製品の形状や板厚、曲げ長さが変わるたび、作業者は重い金型を交換しなければなりません。

曲げ段取り作業の現状イメージ1

昔に比べ1回に加工する量が少なくなり、より多くの種類の製品加工が求められ、金型交換に関わる作業者の負担は大きくなる一方です。
モノづくりの現場では、女性やシニア世代、外国籍の研修生の方など多様な人材が活躍できるようになってきましたが、曲げ加工においては、重作業を頻繁に行う金型交換がそれを阻む要因となっています。

曲げ段取り作業の現状イメージ2

金型交換作業のどういう点が大変ですか?

1. 重い、こわい

「金型はとにかく重いです。付けたり外したりの繰り返しで体への負担も大きいです。また、万が一落としてしまったら、壊したり、ケガをしそうで精神的にも疲れる作業です」

新入社員

新入社員

金型は重い・怖い
2. 正確な位置へのレイアウト

「金型を正確な位置にレイアウトするには、かなり神経を使いますよ。特に切り起こし曲げのあるような製品は、パンチとダイの位置を何度も確認しないといけないので大変です」

曲げ初心者社員

曲げ初心者社員

正確な位置へのレイアウト
3. 金型を探すのが大変、間違える

「金型を間違えるとやり直しが大変なのでとてもプレッシャーです。それに、パッと見ただけでは違いがわからない金型もあるので必要な金型を探すだけでも一苦労です。」

パート社員

パート社員

金型を探すのが大変

これらの意見のように「作業者の負担を軽減する」「多様な人材の活躍」を実現するためにも、金型交換作業の課題を何とかしなくてはなりません。