ネジ止めに変わる接合方法
製品事例:医療機器
内部機器の固定方法について
医療機器などの内部機器(ハードディスクケースなど)は、一般的にネジで固定されています。
このようなケースの固定は、位置合わせやネジ止め作業に工数がかかるため、ネジを使わない簡単な固定方法が望まれます。

内部のハードディスクケース
現状の加工について
ハードディスクケースをネジで固定する作業は、事前に穴に合ったネジや、ネジのサイズに合ったドライバーなどの工具の準備が必要で、特に多くのネジを止める場合は、作業に時間がかかります。
また、作業中はネジの付け忘れ、ネジ山のつぶれ、ネジの落下や紛失、さらに固定したネジが緩んで外れるリスクもあり、作業者は気を使う作業になります。

加工の課題
以上のことから、ネジ止め作業には次のような課題が発生します。
- 個々にネジや工具の準備が必要で、多くのネジの固定には作業時間がかかる。
- 付け忘れや、ネジ山のつぶれなど、気を使った作業が必要になる。
- ネジを紛失したり、緩んで外れるリスクがある。