板金部品の位置決めを
簡単かつ正確に行う方法

板金部品の位置決めの現状
板金加工では、部品を組み合わせる際に、その部品の位置をあらかじめ決める必要があります。位置を決める目印は、現在でも手作業でケガキやポンチ加工が行われており、人手による位置決め加工は非常に手間がかかります。
位置決めの課題
部品同士を正しく組み合わせるために行う位置決めは、このようなケガキ線やポンチ加工によるくぼみを目印に、位置合わせを行ってきましたが、目視のためにズレやすく、さらに部品が擦れるたびに材料にキズがついてしまうリスクがあります。
また、全ての部品の同じ位置に正確に刻印することや、大きい部品の場合はケガキそのものが難しくなります。人的作業における刻印ミス、刻印忘れも生じやすく、作業者のスキルによる品質のバラツキも大きな課題となります。