油は水で落とせる?
革新的な洗浄方法
油も落とせる水がある?
もともと「水」と「油」は相性が悪く、混ぜ合わせても2層に分離してしまいます。
身近なものとして、サラダドレッシングをイメージするとわかりやすい例です。
このような「水」を使って「油」を落とす方法が存在することをご存じでしょうか?

「アルカリ性の電解水※1」で
油を落とすしくみ
油でできた汚れのうち、主に酸性(+)の性質を持つ場合は、アルカリ性の電解水を使用することで、陰イオン(-)と結びつき、乳化する作用が発生します。
いくつかの工程を経て、結果的に油分汚れを包み込んで浮かせて落とす効果が期待できます。

「強アルカリ性電解水」※2
また、高いアルカリ性を示す「強アルカリ性電解水」と呼ばれるものがあります。これは油脂やたんぱく質などを分解して油汚れを落としたり、除菌作業などにも使用されることがあります。
ただし、その製品の多くは高いpH値※3とその成分構成からみて、取り扱いが難しい場合もあります。
※1、2 これらの呼称はそれぞれ通称となります。
※3 pH値:水素イオン指数、一般的に酸性またはアルカリ性の強さを表す場合に使用されます。おおむね0〜14の範囲で示され、7で中性、それよりも値が小さいと酸性、大きいほどアルカリ性が強くなります。
スーパーアルカリイオンウォーター
「SAIW」が登場
しかし、最近になって強アルカリでありながら99.83%が「水」という扱いやすい「スーパーアルカリイオンウォーター『SAIW』」が登場しました。特許技術の電気分解により生成される『SAIW』は「驚異の洗浄力」で、様々な用途で使用されるようになってきました。

※SAIWは(株)Eプランの登録商標です
①特長
『SAIW』はpH12.5とpH13.1の強アルカリ性の電解水でありながら、錆の原因ともなる塩分を含んでいません。成分は水(99.83%)とカリウムイオン(0.17%)のため、高い洗浄力を保持しながら、人と環境に優しい強アルカリ性電解水となります。
②用途
- 加工油脂・粉塵・指紋等の洗浄
- 切削油などの腐食防止
- 消臭・除菌作業
③効果
「汚れの間に浸透」「汚れを浮かせる」「加工油などを小さく乳化する」ことにより強い洗浄力がありながら、大部分の水は分離・中和することによって環境も汚しません。

有機溶剤を使わなくても金属ワークがこんなにきれいに!
「皮膚刺激性」「眼刺激性」「吸入毒性」などについて第三者機関にて試験を実施・確認しております。
水道水に入れたワークは錆びてしまい水が濁ってしまいますが、『SAIW』は高いアルカリ性ながら塩素が含まれない特許技術のため「錆びにくい水」です。

写真は4カ月後の状態
殆どの菌やウイルスは高いアルカリ性の水溶液内では生息が難しく、ノロ・コロナ・A型インフルエンザについても試験を実施し、効果を確認しています。
『SAIW』の強アルカリ領域においては、さらなる菌の繫殖を防ぎ、臭いの原因を減少させます。
④ワークの洗浄にオススメ
高い洗浄力でワークの油分や汚れを素早く落とします。また、洗浄した後も2~3週間※4ほど錆を抑制する効果が期待できます。さらに有機溶剤のようなイヤな臭いもないため、作業者の方も気持ちよく作業を行うことができます。
※4 周囲環境やワークの状況などにより、その効果や期間は変化します。
⑤生成から再生、廃棄まで
たくさんのワークを『SAIW』で洗浄するときは、専用の洗浄機により効率的に作業することもできます。また、洗浄で使用した『SAIW』は、さらに再生機で乳化解除を行うことで繰り返し使用することができ、最後は分離機によって、産業廃棄物と水に分けることができます。全体の大部分は水であり、適正に中和することで下水に流すことができ、さらに残った産業廃棄物は非常に小さな容量となり、廃棄コストを大幅に削減することができます。こんなことができるのは99.83%が水でできている『SAIW』だからこそです。
⑥汚れ落ちを追究するときはpH13.1
『SAIW』にはpH12.5以外にも、さらに高い効果が期待できるpH13.1もラインナップされています。
人と環境にやさしい『SAIW』をあなたも使ってみませんか?
スーパーアルカリイオンウォーター『SAIW』は、高い「安全性」と「洗浄力」「除菌力」「防錆効果」「消臭力」などに優れ、99.83%が水のため、“人と環境にやさしい画期的な洗浄水”です。
シンナーなどの有機溶剤から『SAIW』へ置き換えることで、作業者の労働環境を守ることができます。
用途に合わせて3種類の『SAIW』生成機をご用意
ご家庭から工場などの業務用まで、幅広くお使いいただけます。



