AMNC BEND用
NC装置載せ換え



AMNCベンディングマシンでこんな悩みありませんか?

こんな悩みありませんか?

その悩みが作業効率の低下につながっているかもしれません。

NC装置載せ換えとは

「長く」ベンディングマシンを使っていただくために

アマダが提案するメンテナンスサービス


ベンディングマシンを対象に、
NC装置(記憶領域、PC、タッチパネル)を交換することで、
曲げ製品の合理化、省力化、製品精度の安定化を図り、
末永くアマダ製品を使っていただく、メンテナンスサービスです。

1998年のFBDⅢ-NTシリーズ発売から20年以上。現在でも、日本国内ではFBDⅢ-NTシリーズ、HDS-NTシリーズともに多くの方にご愛用いただいております。しかしこの20年以上で技術革新は進み、信頼性の高い部品を使用しているAMNC搭載ベンディングマシンでもコンピュータ部分の陳腐化は免れません。「最新ソフトへの対応が困難」、「製造中止部品の保守対応が年々難しくなっている」等の問題にお悩みのお客さまは、AMNC 3i マシンへの入れ替えもご検討ください。

NC載せ換えのイメージ

範囲のご説明

交換範囲は、「PCパソコン部分」、「記憶領域」、「ペンダントタッチパネル」が主な対象です。交換することにより、起動時間や視認性の向上、保守に対する安心の提供など、様々なメリットを得ることができます。

NC装置載せ換えのメリット

ご提供できるメリットをご紹介

(以下は、FBDⅢ-NT HDS-NTを対応方法2で対応した場合の例です。)

1.タッチパネルの大型化

・大型15インチパネル採用(14.1インチ→15インチ)
・画面も明るく見やすくなり、反応の良いタッチ画面で視認性、操作性向上

2.起動時間、データ読み込み時間の向上

・ハードウエア変更による速度向上
(CPU速度433MHz→1.6GHz、メモリ128MB→2GB)
・インターフェース方式の変更。ATA→SATA
・起動時間の短縮。約200秒→約80秒へ向上
(電源ONから初期画面表示まで)
・立体データの読み込みや曲げ順序決定において、10%から50%の時間短縮
※運転スタートから軸が移動開始するまでの時間は変わりません
※データ読み込みの速度は工場のネットワーク環境が影響している可能性があります。

3.外部記憶媒体の安心提供

・入手困難なフロッピーディスクからUSBメモリーへ変更

4.稼働環境に対する安心提供

・記憶域メディアの変更により信頼性向上
(ハードディスクから可動部のないコンパクトフラッシュへ)
・ホワイトリスト方式ウィルス対策ソフトを標準装備
(定義ファイルの更新、追加費用が不要)
・EWF(書き込み禁止)機能付でOSやAMNCアプリを保護(Windows Embedded)

5.安全装置の拡張性の提供

・AS-01(レーザ式安全装置)取り付け可能。
※AS-01取り付けには別途費用が掛かります。AS-01についての詳細はこちら。

6.今後の可動、保守への安心提供

・納入から15年以上経過したPC部品を、現行入手できるハードウエアへ交換
・現行入手できる部品のため、長期間の生産停止を防ぎ、早期復旧、安定稼働を実現

アマダが推奨する考え方

ビフォアメンテナンスの重要性

「故障してから修理」から「故障する前に点検」へ

アマダはビフォアメンテナンスを推奨しています。マシンが故障してから修理するのではなく、マシンが故障する前に計画的にマシンの点検を行うことが重要です。マシンが故障してからの対応では、人員の手配や部品調達に時間が掛かり、長期間に渡りマシンが稼働せず、生産が止まってしまう恐れがあります。マシンのダウンタイムを最小限に食い止めるためにも、計画的に保全箇所に手を入れていただくことをお勧めいたします。


無用なコストの削減へ

ビフォアメンテナンスが「製品品質維持」、「コスト削減」に貢献

より長くマシンをお使いいただくためには点検は欠かせません。計画的に点検を行うことにより、マシンの機能・性能の低下を抑制するだけではなく、予算に組み込んでいなかった突発的な修理代、稼働停止による生産の停止を防ぐことができます。点検は「高い」「コストが掛かる」と思われがちですが、結果としてコスト削減へつながります。

アマダが提供する2種類の対応方法

対応方法のご紹介

対応方法は仕様によって異なります。詳しくはお問い合わせください。

代表機種 NC装置 対応方法1 対応方法1の
メリットデメリット
対応方法2 対応方法2の
メリットデメリット
FBDⅢ-NT
FMB-NT
AMNC
1型
ハードディスク交換
(バージョン変更なし)
セキュリティソフト追加
費用=低
最新バージョンに上げることができない
BXC2(BOXパソコン)に交換
C-Fastカードに交換
(Windows Embedded 2009)
費用=高
高速パソコンに入れ替えることで最新版ソフトが快適に作動
FBDⅢ-NT
HDS-NT
AMNC
2型
ハードディスク交換
(バージョン変更なし)
セキュリティソフト追加
費用=低
最新バージョンに上げた場合操作レスポンスが極端に遅くなる
AMNC 3(05型)に交換
C-Fastカードに交換
大型タッチパネルに交換
(Windows Embedded2009)
費用=高
高速パソコンと大型タッチパネルで最新版ソフトが快適に作動
FBDⅢ-NT
HDS-NT
FMBⅡ-NT
AMNC 3
(00型)
CFカード(大容量型)へ交換
(最新バージョンへUP)
セキュリティソフト追加
費用=低
最新バージョンに上げた場合
操作レスポンスが遅くなる
AMNC 3(03型)に交換
C-Fastカードに交換
(Windows XP EmbeddedSP2)
費用=中
高速パソコンで最新版ソフトが快適に作動
HDS-NT
FMBⅡ-NT
AMNC 3
(02型)
現在のまま
問題なくご使用可能です
安全装置を取り付ける場合処理能力が不足します 安全装置を取り付ける場合AMNC 3(03型)に交換必要
(Windows XP EmbeddedSP2)
費用=中
AS-01型安全装置を取付ける場合入れ替えが必須です
HD
シリーズ
AMNC 5型 現在のまま問題なくご使用可能です
※納入時の仕様のため、不具合対応、修理等でシステムの構成が変わっている場合があります

AMNCハード、ソフト系統表

お使いのマシンの構成の確認にご利用ください。

代表機種 NC装置 OS 年式 記憶装置 AMNCバージョン
FBDⅢ-NT
FMB-NT
AMNC 1型 Windows NT ~2002年2月 ハードディスク&CFカード Ver3系
Ver4系
FBDⅢ-NT
HDS-NT
AMNC 2型 Windows 2000 ~2005年3月 ハードディスク&CFカード Ver4系
Ver5系
(Ver5.4系~)
FBDⅢ-NT
HDS-NT
FMBⅡ-NT
AMNC 3(00型) Windows XP
Embedded SP1
~2012年1月 CFカードX2枚 Ver4系
Ver5系
Ver5.4系~
HDS-NT
FMBⅡ-NT
AMNC 3(02型) Windows XP
Embedded SP2
~2015年3月 CFカードX1枚 Ver5.4系~
HDシリーズ AMNC 5型 Windows XP
Embedded SP2
現行 CFカードX1枚 Ver5.4系~
※納入時の仕様のため、不具合対応、修理等でシステムの構成が変わっている場合があります