自然災害から大切なデータを守りたい
災害復旧後 事業再開に必要となる生産業務データの重要性
近年、地震や水害といった様々な災害が多発しています。
万が一の緊急事態下では、従業員の方々の安全確保はもちろん、設備やインフラの被害による生産停止、取引先からの受注や納期への影響など、様々な判断を下し行動しなければなりません。
災害など事業の存続を揺るがす緊急事態に対して、普段から備えることの重要性が認識されています。
特に、工場インフラや生産設備と比較して注意する必要があるのは、生産に関わるデータの保全策です。
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生産業務に欠かせないデータ例
展開CADデータ、NCマシンなどのプログラムデータ、お取引先の図面、生産指示、受注情報、出荷データ、検査成績書
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自然災害によるデータの消失
2019年自然災害におきましては、7県72社の弊社のお客さまが水害によりデータサーバーが水没してしまい、データを復旧するまでに多大な労力と長期間を要しました。 被害を抑えるためにも、近年、BCP※に対する考えがより深まっており、災害の備えが大変重要 視されています。
※BCPとは
災害被害を最小限にとどめ、事業を継続/早期復旧し、会社が継続して活動できるようにするための事前計画を 「BCP(事業継続計画)」と呼びます。近年では、取引先企業からBCP対策を求められるケースも増えています。