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課題解決
提案

大切なデータを災害から守る方法

自社で今すぐできる5つのデータ保護方法

1.毎日データのバックアップを行う

重要なデータは、特に高い頻度でバックアップを取ることが必要です。

2.必要な紙図面はスキャナーで電子化する

紙図面は水に濡れると、使用できなくなってしまうため、図面は電子化し、紙の破損や劣化への対策が必要です。

データのバックアップと紙図面の電子化
3.サーバーを高いところに移動させる

浸水の恐れがある地域は、自治体が発行しているハザードマップを参考に、サーバーを高い場所に設置することが必要です。

4.サーバーをサーバーラックに格納しておく

地震に備えるため、事務所内で耐震対策の現状を確認し、可能な限り転倒対策を図ります。

5.無停電電源装置(UPS)を設置する

不意の停電、瞬間停電などからデータを守るためには、無停電電源装置(UPS)を設置する ことで、自動処理中のデータ消失を防ぐことができます。

データの保護

バックアップ対応の3つのポイント

1.ハードディスクのメンテナンスを行う

ハードディスクの交換目安は使用環境にもよりますが、一般的に3~4年といわ れています。高機能なものでも、定期的にメンテナンスを行わなければデータが 復旧できなくなるケースもあります。

2.複数のバックアップで保管する

1カ所のバックアップ先のハードディスクが破損してしまった場合、復旧が できなくなります。万が一に備え、複数カ所にバックアップを行うことで復旧 の可能性がより高まります。

3.工場の建物以外でも保管できる仕組みを構築する

災害時、保管場所が1つだと全てのデータが消失することになります。 盗難や紛失などのセキュリティー面も考慮する必要があります。

ハードディスク1 ハードディスク2

「クラウド」なら より優れたメリットが

「クラウド」は、インターネット環境があれば、社内で大規模なインフラの構築やソフトウエア、メンテナンスが不要なため、大変利便性の高いサービスです。近年では、デジタル化に伴い、増え続ける企業のデータ管理・保護方法として急速に普及しています。

クラウドのメリット
1.どこからでもアクセスできる

「クラウド」の環境は、パソコンやタブレット、スマートフォンなどから、インターネット経由でどこからでもアクセスできます。
例えば大雪で交通機関が麻痺し、自宅待機を余儀なくされた場合でも、「クラウド」にアクセスをして仕事を進めたり、遠く離れた別工場に指示を出すことができます。

どこからでもアクセス
2.安全なシステムである

クラウドサーバーはネットワークや電源が止まらない環境の「データセンター」で稼働しています。また、複数のデータセンターでデータを保管しているため、ある1カ所が災害に遭ったとしても、別のデータセンターからデータを呼び出すことができ、稼働が止まらない仕組みとなっています。

安全なシステム
3.コスト削減ができる

クラウドサーバーと同じレベルのサーバーを自社で構築しようとすると、導入・運用・維持に莫大な費用がかかります。メンテナンスにも専門の人材が必要になります。
「クラウド」であれば、自社でサーバーを構築する労力が不要なことに加え、セキュリティやメンテナンスの心配がなく、データを安全に管理することができます。

コスト削減

毎年のように自然災害が頻発する昨今、BCP対策の一環として、「クラウド」の活用は万が一の備えに最適なバックアップ方法です。また操作ミスによるデータ消失面におけるバックアップとしても大変効果的です。

アマダでは、「クラウド」による「バックアップサポートサービス」を提供しており、多くのお客さまに活用いただいています。ぜひご検討ください。