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課題解決
提案

パイプ製品の組み立てを簡単にする方法

加工提案

■ファイバーレーザ加工機によるパイプ加工

パイプ加工にファイバーレーザ加工機を使用することで、複雑形状の切断を可能にし、仮組み調整や補正作業の工数を削減します。
さらに、ほぞ溝形状を取り込んだり、パーツを一体化した形状で切り出すことで、溶接個所を減らし、仕上げ作業を短縮することもできます。

1. レーザ加工により部品点数を減らす

従来は複数のパーツを溶接していた工程を、ファイバーレーザ加工機で手曲げ可能な形状に切断することで一体化し、部品点数を減らします。
さらに、これにより仮組み、溶接、仕上げ工数を削減することができます。

手曲げ加工のためのパーツ一体化例
コーナーの手曲げ加工方法

詳しい動画はこちら 「手曲げ加工」

2. ほぞ溝加工により位置決めが容易

差し込み形状のほぞ溝をレーザで切断加工します。これにより、正確な位置決めが簡単に行え、面倒な治具を使用した位置決めが不要になり、すぐに溶接することが可能です。

ほぞ溝加工

詳しい動画はこちら 「ほぞ溝加工」

3. パーツの組み付けミスを防止できる

パーツの組み付けミスを防止するために、レーザケガキを入れたり、ほぞ溝形状の大きさを変えることもできます。

レーザケガキマーキング
パーツにあわせたほぞ溝の大きさ違い

効果

■生産性比較
ファイバーレーザ加工機を使用したパイプ加工の生産性比較

※マシン・作業者・作業環境等で時間は変わります。

■まとめ

パイプ加工にファイバーレーザ加工機を使用することで

  1. パーツの切断精度が向上する。
  2. ほぞ溝や手曲げ加工を活用して加工工程と工数の削減ができる。
  3. レーザケガキ加工や、形状違いのほぞ溝加工を活用することで、組み付けミスの防止が可能。
  4. 精度が高い製品を簡単に製作できる。
■今回のご提案に使用した機械

平板パイプ兼用ファイバーレーザ加工機
「ENSIS-3015RI」

ロータリーインデックス機構

ロータリーインデックス機構

パイプ加工

パイプ加工

形鋼加工

形鋼加工

詳しい動画はこちら 「パイプ加工」