第8回 寸法の書き方 Part2
第3章-2
第3章 寸法の書き方
3. 寸法線・寸法補助線
- 寸法数値を記入する向きは、水平方向の寸法線に対しては上向きに、垂直方向の寸法線に対しては左向きに記入します。また、寸法数値の位置は、寸法線の上側に記入し、寸法数値を寸法線からわずかに離して書きます。斜め方向の寸法線に対しても寸法線の角度に準じて書きます。
- 寸法補助線は図形線より少し離して書いてもかまいません。
- 寸法補助線は寸法線に直角に引き、寸法線をわずかに超えるまで延長します。
- 寸法を指示する位置を明確にするため、特に必要な場合には、寸法線に対して適当な角度に寸法補助線を引くことができます。
- 寸法補助線の間が狭くて寸法数字を記入する余地がないときは、引き出し線を用いたり(図a)、寸法線の下側に記入します(図b)。または、詳細図を描いて記入してもかまいません(図c)。
図a
図b
図c