現場が実感した「コンパクトな“Le”」による
スマートな解決策
こうした現場の悩みを徹底的に研究しコンパクトさと扱いやすさ、そして高い加工性能を追求して開発されたのが、ファイバーレーザ溶接システム「FLW-3000Le」です。
ここからは、壁となっていた課題を解決した
「お客さまの声」をご紹介します。
1. 「大きすぎる」に応えるサイズ感と、
投資対効果を実感
■サイズの壁:
「スペースに余裕のない都市型工場ですが、これまでの溶接ロボットと比較して、自社工場に無理なく収まるコンパクトなサイズ感と、小型化された加工ヘッドにより、従来のトーチでは干渉していた小型の箱物ワークや複雑な構造物の内側溶接が可能になりました。この隅まで届くコンパクトなヘッド、それでいて『3kW』という高い出力を備えている点が、導入を可能にした最大の決め手となりました。」

ハイエンド機と比較し設置スペースを大幅に削減

コンパクトヘッドで小型の箱型ワークの隅にも届く
■コストの大幅削減:
「小型化に伴い、従来の価格イメージに比べて圧倒的な低価格を実現し、導入しやすくなっています。また、従来のYAGやCO2発振器のような高額な修理・部品交換を続けるよりも、最新のファイバーレーザ(FLW)へ更新する方が、電気代やメンテナンス負担を大幅に抑えられ、長期的なランニングコストを驚くほど削減することができます。さらに、ステンレスやアルミなどの中厚板加工にも対応できる高い加工性能を備えており、非常に投資効果が高いと実感しています。」
2. 「オフラインティーチング」で
実現する3つの改善
■現場を止めない:
「ロボットのティーチングプログラムの作成が、ロボットを止めて行う『現場ティーチング』から、CAM(PC上)による『オフラインティーチング』に置き換わることで、現場ではロボットを止めずに、次の加工を行うことができるようになりました。
また、従来現場で行っていた治具の検討もCAM上で行うことができ、マシンの稼働率が大きく向上しました。」

事務所で行えるオフラインティーチング
■ワークへの干渉防止とデータベース化:
「3D CADデータを取り込み、CAM(PC上)で加工シミュレーションを事前に行うことができます。加工前にロボットの軌跡を確認できるため、ヘッドがワークに干渉するなどのプログラムの作り替えが不要になり、手戻りを最小限に抑えることができます。
また、CAMでシミュレーションを行うことで、どの角度でどういった条件で溶接したのかが明確に分かるようになりました。他の作業者が引き継いで対応する場合も、溶接条件がデジタルデータとして残るため、ベテラン作業者の『経験と勘』をデータベース化して継承することができます。」

CAMによる加工シミュレーションで
事前にワークとの干渉を確認できる
■段取り工数の劇的削減:
「CAMと連動し、溶接位置に合わせて、テーブルを回転したり傾けたりすることで姿勢を自動で制御する『ポジショナーテーブル』に対応しています(オプション)。この組み合わせで、従来のロボットでは難しかった『1回の段取りで多方向から溶接する複雑な軌跡』の生成が容易になりました。 これにより、溶接ヘッドの向きや角度に合わせてワークや治具を付け替える『段取り換え』を最小限にすることができ、手間と時間を大きく削減することができました。加工時間のロスを低減する大きなアドバンテージをもっていると実感しています。」

段取り換えが大きく削減できる「ポジショナーテーブル」
3. 操作が簡単 職人不足に対応
■溶接を知らない人でも動かせる:
「ロボットには「ティ―チングアシストシステム(TAS)」と、治具のセット方法や段取り情報を、写真やメモ付きで保存ができる『段取りナビ』が搭載されています。
溶接位置の補正が必要な際は、この『TAS』のカメラ映像を用いて、NCの操作画面をタッチするだけで補正することができます。そのため、他部門の作業者でも簡単に溶接位置の補正を行うことができるようになりました。
また、治具のセットにおいても、『段取りナビ』を活用して、同様にミスのない作業をスムーズに行うことができるようになりました。」
・TAS:
設置後の「わずかな位置ズレ」を画面上で簡単に補正できる
・段取りナビ:
部品や治具の「置き場所・固定」のミスを防ぐ
4. ギャップへの克服と「肉盛り・穴あけ、アルミ」など
多彩な用途に対応
■レーザの欠点であったギャップ(すき間)への克服:
「溶接する母材同士にすき間があると、溶け落ちの原因となりますが、これを克服する『ビームウイービング機能』がFLWシリーズには搭載されています。光学レンズを用いてレーザ光を高速に回転・揺動(ウイービング)させてギャップを埋める独自の技術です。」
■熱待ち時間ゼロとアルミにも対応:
「高出力化(3kW)と、ファイバーレーザの滑らかで途切れのない『高速CW(連続波)溶接』により、焼けやひずみが少なくなり、仕上げなどの後工程の作業を削減することができます。
また、熱がこもらないため冷却待ち時間もゼロとなり、TIG溶接では難しかった『気密性の高い(タンクなど)』溶接のほか、アルミ・ステンレス・中厚板などへの対応力が大きく拡大しました。製品によっては従来の加工時間と比較すると約48%~84%も削減し、大きな差別化を実現できました。」
<溶接サンプル例>
Rビード溶接
フィラー溶接
ウイービングスポット溶接
■TIG溶接と比較し生産性が3倍以上に:
「生産性の向上とコスト削減: 熟練の職人が手作業(TIG溶接)で行っていた『溶接・仕上げ・反り直し』の工程をFLWロボットに置き換えることで、溶接素人(パート社員等)でも対応可能になり、生産性が3倍以上に向上しました。同時に人件費も含めたトータルコストの削減にも成功しました。」

※製品はサンプル比較参考例
■肉盛り溶接や穴あけが可能:
「小型化されたヘッドでもフィラー供給は可能であり、加工条件ファイルからの簡単設定でフィラーワイヤーを使用した肉盛り溶接が可能です。また、レーザ溶接以外に切断専用ノズルに交換することで、箱物製品にありがちな成形後の穴あけ加工も行うことができるようになりました。1台で『共付け溶接・肉盛り溶接・切断・穴あけ』の多彩な用途に対応することで、別ラインへの搬送や段取りなどのムダを減らし、工程を1台に集約することができます。」

フィラー専用ノズルによる肉盛り溶接

切断専用ノズルによる穴あけ加工
このように、お客さまから多くの好評を得ています。
まとめ
- 溶接工程のボトルネック解消とコスト削減。
- コンパクトな設置スペース、箱物や長尺ワークに最適。
- 「オフラインティーチング」でロボットの動作設定を外段取り化。
- ノズル交換で1台3役。「肉盛り」「穴あけ」にも対応。
- ポジショナーテーブルとの連動により、ワークの段取りを大幅に削減。
現場のポテンシャルを
最大限に引き出すために
溶接工程はスキルへの依存度が高く、人手不足や技能承継が深刻なボトルネックとなっています。
この課題を解消するのが、簡単操作と優れた加工性能を兼ね備えた「FLW-3000Le」です。
ファイバーレーザ溶接ロボットシステム「FLW-3000Le」は、深刻化していく熟練職人不足と溶接工程のボトルネックを解消し、生産性を向上させる“儲かる機械”として大変好評です。これまでの自動化のイメージを覆す“ちょうどいい”溶接ロボットです。
特に、コンパクトで都市型工場にも対応し、製品精度や安全品質のバラツキに悩む板金工場の強力な武器となります。
•おすすめ用: 箱物、長物、中厚板、機密溶接、アルミの外周溶接、レ―ザ溶接指定図面のワークなど
※「省力化補助金(カタログ型)」対象商品
(補助上限: 1,500万円)
溶接の自動化の悩みを解決する
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