自動化により金型交換が
こんなにも楽になります!
金型交換作業を自動化すると
金型を探す、運ぶ、取り付ける、固定するといったこれまでの曲げの段取り作業は、人手で行うことが一般的ですが、自動金型交換装置搭載の曲げ加工機なら、金型段取り作業を完全に自動化することができます。これにより、作業者の負担がとても大きかった金型交換作業が一切不要になり、さらに正確な位置に、再現性の高い金型レイアウトが可能になります。
人手で行っていた金型交換作業
Before



金型交換にかかわるすべての作業から解放されます
After


「もう重たい金型を持たなくても済むので、すごく楽になるわ。それに金型交換によるケガの心配がなくなるので、安心して作業ができますね。曲げ自体は面白いので好きになりそう!」

間違いやすい金型レイアウトが簡単になります
多種多様な製品を加工する必要がある曲げ工程は、形状が変わるたびに金型の長さ、位置などを変える必要に迫られます。
そのため、金型レイアウトも製品によって多種多様な金型レイアウトが必要になります。
■製品形状に応じて多様なレイアウトが必要です
ブラケット

長尺

パネル

ステップ
ベンド


それぞれの金型レイアウト




■ATCならすべて自動、簡単です
ATCなら、設定したプログラムから、ボタンひとつでパンチ、ダイを全自動でレイアウトすることが可能になります。製品が変わったり、異なる曲げごとに金型レイアウトを変える段取り作業を行う必要がなくなります。
また、すべて専用のロボットが行うため、正確な位置に再現性の高いレイアウトが可能になるため、パンチとダイの位置合わせに神経を使う作業からも解放されます。


長い金型は
スライドさせて
段取り
早くて正確な
レイアウトが
可能

短い金型は
ピックアップして
金型段取り
「機械が自動でレイアウトするから、今までのように金型レイアウト優先で曲げ加工をしなくて良いみたい。納期や次工程を考えた本当に必要な製品から加工していけるね。パンチとダイの位置合わせも安心。」

必要な金型をすべて収納できる金型ストッカー
例えば、スタンダードな「HRB-1003ATC※」なら、最大でパンチ15種類、ダイ18種類の収納が可能です。
標準、グースネック、直剣、耳金型など、日頃お使いのパンチを、様々な曲げ長さに対応できる寸法で収納できます。ダイは最大V40まで収納でき、1台で薄板から中厚板まで幅広い製品に対応が可能です。
※ATC:オート・ツール・チェンジャーの略

自動金型交換装置「ATC」の
金型ストッカー部
■パンチストッカー例(15列)

■ダイストッカー例(18列)

「これだけ金型が収納できれば、ほとんどの製品加工をカバーできますね。形状が似た金型を探す苦労もなくなるし、金型の出し入れがなくなるので、重労働が減ることに加えて、良い状態をキープできそうだわ!」

お客さまアンケート結果
Q. 曲げ工程における段取りで課題となっている点は?

※2017年から2019年にかけて実施されたアマダ主催曲げ自動化についてのセミナー参加者の中から回答にご協力頂いた257名の回答(複数回答あり)
46%のお客さまが曲げに関わる段取りで金型交換に時間がかかると回答

「金型交換に困っているのは
ウチだけじゃないね。」
「最近ますます金型交換が
増えてるからなぁ。」


苦手な作業を機械にまかせ
みんなが安心して「できる」曲げ工程へ
今回ご紹介した金型自動交換装置付き曲げ加工機
HRB‐ATC シリーズ
ミドルエントリー ベンディングマシンに
自動金型交換装置搭載

HG‐ATC シリーズ
ハイエンド ベンディングマシンに
自動金型交換装置搭載
