お客さまがお持ちの様々なCADデータを取り込み、展開図や各工程の加工プログラムを作成します。
VPSS 4ieを活用することでベテラン作業者の加工技術をデジタル化し、加工不良の削減や間違いのないモノづくりを実現します。

• PDFなどの画像データ
• DXF三面図データ
• DXF展開図データ
• 3次元データ

VPSS 4ieは、これらのデータを活用し、簡単に展開図を作成できます。
従来の紙図面を見ながら1つひとつ作成する展開図と比較し、製造時間の短縮が可能です。

製造コスト・リードタイム削減を実現！
溶接・組立→曲げ→抜きと工程をさかのぼりながら間違えのない加工検討が行えるため、展開・加工不良による手戻りをなくすことで、各工程間の作業負荷を抑えた板金製造が可能になります。

製場の作業負担を減らし、滞りのない作業を実現！
板金加工特有のノウハウを立体モデル上に簡単に追加できます。
弊社の60年以上にわたる歴史の中で培ってきた、板金加工技術を活用し、製造現場の製造時間短縮を実現します。

展開をする前に、まずは各パーツが曲がるかどうかを検証し、金型・パーツ内の成形加工部・非板金部品との干渉を確認できます。
これによって、いざ現場で加工してみたら曲がらない、といったことを防ぐことができます。
事務所にて曲げプログラムが作成できるため、加工現場では即曲げ加工が可能になります。

※VPSS 4ie BEND使用時

図面PDFやスキャンした画像に記載されている寸法と三面図を読み取り寸法を反映した作図補助線を自動作成します。
補助線に沿って図面をなぞるだけで、簡単に面の抽出と作成を行うことができ、展開図作成時間を短縮します。
なお、寸法の認識・抽出にはAIを活用しております。

※VPSS 4ie 2D-CADは、弊社2次元CAD「AP100」と同梱不可になります。

お手持ちのCADデータを活用し、展開図を作成します。
2次元データは立体化を行い、3次元データはそのままの状態で読み込むことができ、パーツ同士を組み上げた状態で、干渉の確認と、モデルの修正を行うことができます。
展開図を作成する前に問題点を確認できますので、現場での加工不良を削減します。

パンチ・レーザ・複合ブランクマシンの加工プログラムや歩留りの良いネスティングデータを自動作成します。
板金材料に対し、お客さまの加工製品／パーツを材料のムダが少なくなるように自動配置します。
自動配置と同時に、製品／パーツに対して、自動で加工軌跡を割り付けます。
これにより材料のムダを減らし、すぐにブランク加工ができる加工プログラムが作成されます。
また、アマダ独自の板金加工技術であるTKアシスト金型やARFT-BCLS金型なども自動で割り付けることが可能です。

複数パーツの曲げ加工プログラムを自動で作成し、各パーツの曲げ加工可否を検証できます。
曲げ順序・金型レイアウト・突き当て位置などを自動で決定します。
成形加工部やファスナーも含め、リアルな描画でのシミュレーションで加工を確認できます。

「AiBEND」機能により、新規曲げ加工データを作成する際に、過去にお客さまが作成した類似製品の曲げデータを参照し、お客さまの中で蓄積された曲げ加工のスキルを反映した最適な曲げデータを作成することが可能になります。

ベンディングロボット用の加工プログラムを作成します。
ロボットの動きや曲げ順、使用金型などを自動算出する機能「プログラミングアシスト」を搭載し、使い勝手が大幅に向上しました。
初心者の方でもわかりやすく簡単な操作で、曲げ加工プログラム作成時間を短縮します。

※ARBENDをご利用いただくには、ベンディング用のCAMが必要となります。

ファイバーレーザ溶接ロボット用の加工プログラムを作成します。
今まで加工機を止めて行っていた溶接ロボットのティーチング作業を、大幅に削減し、事務所での溶接ロボットのプログラム作成を可能にしました。
そのため、加工現場で溶接ロボットのプログラムを呼び出し、加工治具などの段取りと補正を行えば、すぐに加工が可能です。

レーザマシンに付属するロータリーインデックス装置・チャックインデックス装置用の加工プログラムを作成します。
パイプ・鋼材の自動ネスティングにより、煩雑だったパイプ・鋼材加工のリードタイムを大幅に削減し、歩留りの向上を実現します。