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コンパクト・ファイバーレーザ複合マシン

コンパクト複合マシンLC-C1NTに
ファイバーレーザを搭載し、レーザ加工の生産性と
コストパフォーマンスが飛躍的に向上しました。
レーザ加工エリアをテーブルキャビンとシャッターで
遮光することで、従来と同じ作業性を確保。
単体運用~自動化までトータルリードタイムの
短縮を実現いたします。

ファイバーレーザ搭載
コンパクトかつ高生産・低コストを実現する複合マシン

コンパクト複合マシンLC-C1NTにファイバーレーザを搭載し、レーザ加工の生産性とコストパフォーマンスが飛躍的に向上しました。
レーザ加工エリアをテーブルキャビンとシャッターで遮光することで、従来と同じ作業性を確保。単体運用~自動化までトータルリードタイムの短縮を実現致します。

特長

新型NC AMNC 4ie 搭載

人手不足や働き方改革、環境問題といった社会課題対応するため、 4つのコンセプトで新型NCを開発。

  • CO₂排出量レポート機能

部品単位でCO₂排出量を計測し、レポートの作成・ ファイル出力が可能

  • 周辺装置の操作・素材の在庫管理
  • 加工条件変更

図形タッチで加工条件の変更が容易

  • モバイルHMI※

スマートフォンで加工機の状況 (ステータス・残り時間・現場映像)を確認できます。 遠隔操作でスケジュール編集やスタート・ストップが実行できます。

※スタート・ストップ機能の利用にはオプションの V-monitorが必要です。
※端末はお客さまにてご用意ください。

高生産・省エネ加工の実現

  • ファイバーレーザによる高速・低コスト加工
    レーザ発振用ガス不要、また、クリーンカットではCO₂(4kW)に比べ薄板領域での高速加工、コスト削減を可能にしました。
  • 複合加工による効率とコスト改善
    保有金型が少ない形状の加工の場合は、レーザ加工に置き換え
    ・プログラム作成時間の短縮
    ・金型費用の削減
    ・金型段取り時間の短縮
    が可能となりリードタイムを短縮します。
  • 必要電力の大幅削減
    エネルギー交換効率の高いファイバーレーザ発振器と、プレス駆動に ACサーボ・シングルドライブを搭載。受電容量はCO₂複合マシン4kWに比べて約1/3、2kWでは約1/2となる省エネを実現しました。

安全性と作業性の両立

  • 従来機同等の安全性と作業性

    レーザはY軸移動で、レーザ加工時の材料移動はX軸のみのため、テーブルキャビンとシャッターで加工範囲を囲むことで、レーザ光の漏れを完全にシャットアウトします。 オールパーテーションのマシンに比べ、省スペース化を実現し、オペレーターの安全性を確保します。

    また、第2原点を設定し、テーブルキャビンを開閉せずに材料のセットが可能です。従来機(LC-C1NT)と同等の作業性を確保しています。

機能

保護ガラス状態診断機能(i-Optics Sensor)

保護ガラス状態診断

加工不良検知(i-Process Monitoring)

切断/ピアスの不良監視

ノズル状態監視・自動芯出し機能(i-Nozzle Checker)※

ノズル状態診断・自動芯出し

※オプション

タッピングステーション

タッピングツールを最大4個搭載し、タップ工程の集約が可能です。
※切削・転造タップともに対応可能。

ダイ・リフトアップステーション

成形金型などのハイトの高いダイも通常はパスライン以下に収納されているために、 加工時に材料との干渉がなく、裏キズレスの高品質加工が可能です。

浮上式ブラシテーブル

下向き成形加工後の材料移動時に、タレット周辺のブラシテーブルが5㎜浮上し、 材料との干渉を防止します。

ID金型システム

  • 品質のデジタル管理
    板厚、材質、ヒット数などから、研磨の必要な金型を確認。常に最適な金型コンディションを維持し、加工品質の安定化を実現します。

  • 段取りサポート機能
    金型段取り作業に役立つ金型情報をモニターに表示。ID情報と照らし合わせることで、 金型セットミスを防止します。マシン内カメラを搭載。スマートフォンやタブレットと連携することで、 どこにいてもマシンの稼働状況を映像で確認可能

レーザスクラップ自動搬出※

手間のかかるレーザスクラップの搬出を自動化します。
※ACIES-AJの映像を使用しています。
※オプション

カッティングプレート自動清掃※

カッティングプレート部分をブラシで自動清掃します。

※オプション

HP(ハイパー)イージーカット※

カッティングプレート部分をブラシで自動清掃します。

※オプション

加工サンプル

従来CO₂ 加工比較

材質 高耐食めっき鋼板
板厚 1.0mm
製品サイズ 100.0 x 47.0mm

従来CO₂ 加工比較(配電盤)

材質 SECC
板厚 2.3mm
シートサイズ 1219 x 2438mm

高反射材サンプル

材質 銅・真鍮・アルミ
サイズ Φ52.0mm

自動化ソリューション

素材供給から製品集積までを自動化
ASR-N

サイクルローダー

ASR-Nは、1棚内に素材と製品用のパレットを格納するモデルです。
素材の搬送と加工後の製品を自動で集積するため、連続運転が行えます。

バラシ・仕分け作業までを自動化
ASR-NTK

テイクアウトローダー付きサイクルローダー(1棚仕様)

ASR-NTKは、1棚に素材・製品・スケルトン用のパレットを格納するモデルです。
テイクアウトローダーで素材の搬送から加工完了後の製品をジョイントレスで集積します。
ジョイントレス集積により、バラシ作業にかかる時間と作業者の負担を軽減します。

バラシ・仕分け作業までを自動化
AS/ULS-NTK

テイクアウトローダー付きサイクルローダー(2棚仕様)

AS/ULS-NTKは、素材パレット用のストッカーと製品・スケルトンパレット用の ストッカーを組み合わせたモデルです。
テイクアウトローダーで素材の搬送から加工完了後の製品をジョイントレスで集積します。
ジョイントレス集積によりバラシ作業にかかる時間と作業者の負担を軽減します。

複数マシンと接続可能な拡張システム
RMP-NTK+MARS-N

マニプレーター+自動倉庫

素材および製品の格納・搬送を行うMARS(自動倉庫)と接続することで、 長時間の自動運転が可能です。
MARSの棚内に様々な種類の素材を格納しておくことで、変種変量生産に対応します。
お客さまにあった棚段数・連数にカスタマイズるすことで、長時間の稼働を実現します。

仕様

マシン仕様

機種名 LC-2012C1AJe LC-2512C1AJe LC-2515C1AJe
型式名 L2012C1AJE L2512C1AJE L2515C1AJE
移動方式 パンチ加工時 X軸 / Y軸 材料移動
レーザ加工時 X軸 材料移動 Y軸 光移動
加工範囲
パンチ加工 
X × YP (mm)
2000 × 1270 2550 × 1270 3050 × 1525
レーザ加工 
X × YL (mm)
2000 × 1270 2550 × 1270 3050 × 1525
(つかみ換えあり)
複合加工 
X × Y (mm)
2000 × 1270 2550 × 1270 3050 × 1525
(つかみ換えあり)
早送り速度 
X / YP / YL / Z (m/min)
100 / 80 / 80 / 80
加工精度 (mm)
±0.07(弊社打ち抜きパターンによる)
加工板厚(パンチ) (mm)
6
加工板厚(レーザ) (mm)
6
最大ワーク質量 (kg)
75 (F1)/150 (F4) 75 (F1)/220 (F4)
プレス能力 (kN)
200
最大パンチ頻度(X軸) (min-1)
370(25.4mmピッチ/5mmストローク)
最大パンチ頻度(Y軸) (min-1)
280(25.4mmピッチ/5mmストローク)
マシン質量(発振器含む) (kg)
17500 18000 20000
受電容量(加工機本体+集塵機) (kVA)
15

※ 本仕様ならびに寸法などは改良などのため、予告なく変更することがあります

発振器仕様

機種名 AJ-3000
発振方式 レーザダイオード励起ファイバーレーザ
出力ビーム波長 (μm)
1.08
レーザ定格出力 (W)
3000
最大パルスピーク出力 (W)
3000
質量 (kg)
約400
受電容量 (kVA)
10.1
対応チラー受電容量 (kVA)
9.0

タレットレイアウト

レンジ 金型サイズ パンチサイズ ステーション数
A ½” Φ 1.6~12.7 24 (16)
B 1¼” Φ 12.8~31.7 16 (16)
B' 1¼” Φ 12.8~31.7 3 (3)
C 2” Φ 31.8~50.8 4 (4)
D 3½” Φ 50.9~88.9 1 (1)
G 1¼” Φ 12.8~31.7 1 (1)
合計 49 (41)

*()内の数字は、各型式の内のシェープ型セット可能ステーションを示します。

ソフトウエア

VPSS 4ie BLANK

パンチ・レーザ・複合ブランクマシンの加工プログラムや歩留りの良いネスティングデータを自動作成します。
板金材料に対し、お客さまの加工製品/パーツを材料のムダが少なくなるように自動配置します。
自動配置と同時に、製品/パーツに対して、自動で加工軌跡を割り付けます。
これにより材料のムダを減らし、すぐにブランク加工ができる加工プログラムが作成されます。
また、アマダ独自の板金加工技術であるTKアシスト金型やARFT-BCLS金型なども自動で割り付けることが可能です。

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金型

ローラー金型で高速成形加工(ARFTオフセット)

様々な製品への活用が可能

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ローラー金型で高速成形加工(ARFTビーディング)

様々な製品への活用が可能

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安心と満足の提供

アマダのIoT V-factory

アマダの推奨するV-factoryは、お客さまとアマダがつながることで実現する 「お客さまの利益を創造する」をコンセプトにしています。
V-factroyでは、IoT技術を生かした見える化と各種サポートをご提供し、マシンを最大限に活用していただくことで、 お客さまと工場改革を共創してまいります。

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