- ロボット
- パネルベンダー
次世代ベンディング自動化マシン
しごき曲げ、自動曲げ加工・金型自動交換、
ブラシテーブル上でのスピーディーな
自動マテリアルハンドリングによって、
曲げ加工現場を重労働から解放します。
自動金型交換としごき曲げ加工
曲げ作業の重労働から解放する全自動パネルベンダー
パネル曲げ加工は、大板のマテリアルハンドリング、パラメトリックなサイズ違いの製品を加工する為の段取作業、曲げ加工時のバンザイ作業など、重労働が付きまといます。
パネルベンダーEPシリーズは、自動での金型交換と、ブラシテーブル上でのスピーディな自動マテリアルハンドリング、曲げ中の材料の表裏反転やバンザイ作業が不要なしごき曲げによる自動曲げ加工によって、曲げ加工現場の重労働から解放します。
特長
加工形状範囲の拡大
深曲げ、小物・段曲げへの対応など、さらに加工領域を拡大しました。
最大加工板厚の拡大
鉄で最大3.2mm、ステンレスでは最大2mmまでの板厚の加工が可能となりました。
複雑形状への対応
クロージング形状（R曲げを含む）など複雑形状への対応が可能となりました。
機能
自動金型交換装置（TCS）
製品ワークサイズに応じた金型レイアウトを自動段取りする装置です。
エンド金型配置の変更とモバイル金型枚数の変更を行います。
モバイル金型枚数の変更
エンド金型配置の変更
ローディングユニット
EPへ投入されたワークをバキュームパッドでブラシテーブル上まで吸着搬送し、EPマニプレーターへ渡す装置です。
バキュームパッドの吸着範囲を製品ワークサイズに応じて自動的に変更します。
マニプレーター＆ブラシテーブル
ローディングユニットから受け取ったワークをクランプし、ブラシテーブル上でスピーディーに旋回・前進・後退させてマテハンします。
上/下金型 ＆ 正/逆曲げ刃
上/下金型によってワークを挟んで押さえつけ、正/逆曲げ刃を円弧を描いて動かしてワークの曲げ加工を行います。
ワークの板厚・材質に応じて、金型と曲げ刃の間のクリアランスを可変させます。
位置決めピン
マニプレーターでワークを正確な位置でクランプするために三点位置決めを行う装置です。
位置決め動作は基本的には曲げ加工前の１度きりですが、曲げ加工中に追加で再度位置決めすることも可能です。
EP-AMNC
EPの現場端末であるEP-AMNCでは、SDDサーバー上に立体データと紐付けて一元管理で登録されているEP用曲げプログラムを呼び出し、曲げ加工を行うことが可能です。
加工サンプル
補強リブ部材
材質：SECC
板厚：3.2mm
サイズ：1800×200x40mm
曲げ数：6回
キャビネット
材質：SECC
板厚：0.8mm
サイズ：1800×800x200mm
曲げ数：20回
自動化ソリューション
EP単体モデル
■セル仕様 中～大ロット製品のリピート生産・材料反転
■スタンダード仕様 EP+SFL（LT＋TUT）
大ロット製品のリピート生産・省スペース
■リターン仕様 EP+SFL (RT510)
小ロット製品の異種リピート生産・省スペース
■特殊セル仕様 MARS棚付きセル集積コンベヤー付き
EPラインモデル
■ライン仕様 Blank to Bend ライン ※都度対応いたします。ご相談ください。
仕様
| 機種名 | EP-2000AC | EP-2500AC | EP-3000AC | |
|---|---|---|---|---|
| 最大板厚 （曲げ長さ：L） 通常曲げ ヘミング曲げ |
鉄 (mm) | 2.5(L≧1550) | 3.2 | 2.8(L≧2750) |
| 3.2(L≧1550) | 3.2 | 3.2(L≧2750) | ||
| ステンレス (mm) | 1.8(L≧1800) | 2.0 | 1.8(L≧2750) | |
| 2.0(L≧1800) | 2.0 | 2.0(L≧2750) | ||
| アルミ (mm) | 3.5(L≧1800) | 4.0 | 3.0(L≧2750) | |
| 4.0(L≧1800) | 4.0 | 4.0(L≧2750) | ||
| 最小板厚 (mm) | 0.5 | 0.5 | 0.5 | |
| 最大シートサイズ ※ | 長さ：X (mm) | 2450 | 2850 | 3800 |
| 幅：Y (mm) | 1500 | 1500 | 1550 | |
| 最小シートサイズ ※ | 長さ：X (mm) | 370 | 370 | 370 |
| 幅：Y (mm) | 180 | 180 | 180 | |
| 加圧能力 | 最大対角寸法：Φ (mm) | 3000 | 3000 | 3950 |
| 最大曲げ長さ：L (mm) | 2260 | 2740 | 3268 | |
| 最大板押さえ力 (kN) | 900 | 900 | 900 | |
| 最小対辺フランジ間隔 | 長手 (mm) | 350 | 350 | 350 |
| 短手 (mm) | 160 | 160 | 160 | |
| リターンベンド ※ | 最大フランジ高さ：A (mm) | 200 | 200 | 200 |
| 最大折り返し寸法：B (mm) | 55 | 55 | 55 | |
| 最大垂れ下がり寸法：C (mm) | 80 | 80 | 80 | |
| 最大フランジ寸法：D (mm) | 板厚×5 | 板厚×5 | 板厚×5 | |
| 最大曲げ角度（追い曲げ）：E (度) | 板厚×135 | 板厚×135 | 板厚×135 | |
| 精度 | 曲げ角度精度 (分) | ±25 | ±25 | ±25 |
| 曲げ寸法精度 (mm) | ±0.15 | ±0.15 | ±0.15 | |
| サイクルタイム | 8曲げ (秒) | 34 | 34 | 34 |
ソフトウエア
EP-CAM
EP専用のプログラム作成ソフトであるEP-CAMはAP100で作成した製品立体データを使ってプログラム作成を行うことができます。
EPの加工の流れに沿ってプログラムを進め、製品立体データを活用してプログラムの作成を自動的に補助します。
金型
標準金型
■上金型
■曲げ刃
オプション金型
■ASP曲げ刃 Additional Short Blade （納入後の拡張可能）
ASP曲げ刃は、刃間を左右に自動スライドするASPブラケット（※標準付属）にあらかじめ取り付けておくことで、標準曲げ刃で曲げることのできない部分曲げを可能にするオプション金型となります。
形状は5タイプをラインナップしておりしており、用途に応じて使い分けます。
■AUT金型 （納入後の拡張可能）
AUT金型は、上金型の下にスイング挿入で噛ませることができるAUTブラケット（※標準付属）にあらかじめ取り付けておくことで、標準金型で板押さえすることのできない曲げを押さえることができるようにするオプション金型です
。
形状は7タイプをラインナップしており、用途に応じて使い分けます。
