カス上がりレス加工
カス上がりの少ない安定した高速加工が実現

ダイ内部の下方向に強力なエアを噴射し、抜きカスを下部へ吸引するパワーバキューム方式を採用。（小口径用カス上がり対策）。これにより、下降端の浅い加工（突っ込み量が１mm）を実現しました。
また、オプションのカスサクション装置を組み合わせることで大口径の加工にも対応します。

ファインコンタリング加工
特殊金型不要。レーザに匹敵する特殊&R形状加工

板厚以下のピッチでニブリング加工。これで従来必要だったヤスリ仕上げや特殊金型は、もはや不要。
ヒット数が増えても超高速加工が可能なため、加工時間を大幅に短縮します。

省エネ構造でエコロジー

高ヒットレートを実現しながら受電容量は19kVAと省エネ構造。
待機時の消費電力はアマダ歴代のどのパンチングマシンより最小で、加工時、ヒットレートが上がっても低消費電力を達成しています。
また、作動油交換が不要など環境にも配慮しています。

コンパクトかつ大容量タレット搭載

Y方向1270mmのストロークの実現。
ARIES‐245Ⅱ並みのコンパクトボディです。（AE255NT)
コンパクトながら最大58本の金型搭載が可能な大容量タレットを搭載。金型の段取り時間が減ることで生産性が向上します。
タレットの厚さは120㎜。高速加工中でも金型をしっかり保持し、高精度加工を支えます。

成形部をつぶすことなく、キズなしで高速に加工

下向き成形加工後の材料移動時に、タレット周辺のブラシテーブルが5mm浮上し、材料との干渉を防止します。
下向きバーリングやタップ加工を傷なしで高速加工を行うことで工程統合を実現します。

高速タップ加工の取り込み

タッピング金型を使用したタップ加工の工程統合が可能。
※転造タップM2.5~M6まで対応

高速マーキング加工
後工程の作業を飛躍的に効率化

ヒットレート900min-1を実現。
品名やロット番号、曲げ線指示、溶接位置の指示などを刻印することで、後工程作業を飛躍的に効率化します。

高速バリつぶし加工
人手と時間のかかるバリつぶしを自動かつ高速で加工

C面に加工されたダイチップにワーク裏面が均等に押し付けられ、バリがつぶされます。
このバリつぶし金型は、追い抜き加工後に使用します。
《参考》バリつぶし金型サイズ：□6×6mm・□6×20mm・Φ2

ドライブ機構

ACサーボ・シングルドライブを採用。マーキングによるヒットレート900min-1を実現しました。
ドライブ機構はブリッジフレームに内蔵され、耐久性の高いボールネジ＋リンクを採用したプレス駆動部は高速安定加工とともに高生産性を実現します。

高剛性

AE-NTシリーズのブリッジフレームは、PEGA-357やVIPROS-2510NTより厚い40㎜の厚さを持つ高剛性設計。
長時間にわたる高速安定・高精度加工を支えます。

金型バランサー

大口径の金型をタレット内に収納したり、出す時に使用します。
金型段取りが楽に速くでき、作業者の負担軽減と稼働率の向上を実現します。

パンチ・レーザ・複合ブランクマシンの加工プログラムや歩留りの良いネスティングデータを自動作成します。
板金材料に対し、お客さまの加工製品／パーツを材料のムダが少なくなるように自動配置します。
自動配置と同時に、製品／パーツに対して、自動で加工軌跡を割り付けます。
これにより材料のムダを減らし、すぐにブランク加工ができる加工プログラムが作成されます。
また、アマダ独自の板金加工技術であるTKアシスト金型やARFT-BCLS金型なども自動で割り付けることが可能です。

ID金型システムで
工場内の金型情報が見える化

金型にIDが刻印されており、金型１本１本をデジタル管理。マシン、金型研磨機とつなげば、工場内の金型の所在、研磨時期の一括管理が可能です。パンチング加工の品質が安定し、金型段取りをよりスムーズかつ確実に行えます。ID金型＋金型自動交換装置付きマシンで、金型段取りミス０を実現。

ローラー金型で高速成形加工
（ARFTオフセット）

様々な製品への活用が可能

ローラー金型で高速成形加工
（ARFTビーディング）

様々な製品への活用が可能