アマダがご提案するファイバーレーザ溶接マシンは、レーザ溶接ならではの、高速高品位溶接が可能です。
ENSISテクノロジーにより、従来機よりもより微細な溶接から隙間のある製品への対応まで、適応能力が向上します。

FLW-ENSISeでは、最新の「AMNC 4ie」を搭載し、操作性が大幅に向上しました。
また、最新機能「AI-TAS」や「ノズルギャップ自動調整機能」を搭載することで、お客様の作業効率向上に貢献します。

人手不足や働き方改革、環境問題といった社会課題対応するため、4つのコンセプトで新型NCを開発。

様々な継手形状を学習させたAIにより、ロボットプログラムの補正を自動で行います。
オペレーターは製品セット完了後から溶接加工が終わるまでの間、別作業ができるようになり、モノづくりの効率向上に貢献します。

ティーチングの際、製品との高さ方向(Z方向)をカメラのピントを合わせることで、自動で調整することができます。
従来のモニター画面を用いた目視確認と比べ、確実かつ迅速な調整が可能となります。

従来では難しかったワイヤの安定加工を実現します。これにより、すき間への対応力が向上し、段取り替えなしで肉盛り溶接を行うことができます。

光学レンズを用いてレーザ光自体を回転させるため、従来のロボットウイービングと比べ高速での溶接が可能です。
レーザ溶接特有のビードの細さを補うことができるため、すき間への対応向上や狙いズレの大幅軽減、フィラーの安定加工などに強みがあります。

加工ヘッド内部の集光レンズを上下させることにより、同じティーチングプログラム内でも、レーザスポット径やパワー密度の変更が可能。
そのため、光を絞った低歪溶接から、光をぼかしたなめらかな溶接まで、ロボットの軌跡を変えることなく1段取りで複数条件設定が可能となります。

作成したプログラムデータの段取り情報を操作スタンドディスプレイ上にて閲覧が可能です。VPSS 4ie WELDで作成したデータの他、リピート生産用に実際に段取りをした写真やメモをプログラムと紐づけて保存可能。段取り情報を体系的に記録することによって、誰でも同じ段取りでセッティングが可能となり、確実迅速なモノづくりに貢献します。

ファイバーレーザ溶接ロボット用の加工プログラムを作成します。
今まで加工機を止めて行っていた、溶接ロボットのティーチング作業を大幅に削減し、事務所での溶接ロボットのプログラム作成を可能にしました。
そのため、加工現場で溶接ロボットのプログラムを呼び出し、加工治具などの段取りと補正を行えばすぐに加工が可能です。