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油圧シャーリングマシン

適正なクリアランスを保ち、高精度な切断を
可能にします。
板厚によって2つの油圧回路を使い分ける機能や、
切断長さを自由に選択できる機能など、
ESHシリーズは、シャーリングのフロントランナー
として、常に時代の先駆けとなるマシンです。

精度・生産性・静粛性
シートメタル加工における3大要件を、高度なレベルで実現。

特長

高精度切断の実現


■N新フレーム構造の採用/
傾斜ラム&傾斜テーブル+シリンダー配置

切断時の圧力がラムやテーブルにかかり、クリアランスが変化します。こうした動きを極力抑えるために考えだされたものが“新フレーム構造”です。
ラムと下部テーブルを傾斜させることで、切断方向へ力が集中。さらに、側方に動く圧力とバランスをとる位置にシリンダーを配置することによって適切なクリアランスを維持し、より高精度な切断(直角度・切断面)を可能にしました。

高生産性の実現



■高い生産性を生み出す各機能

① 油圧回路自動切り替え機能

厚板切断用の「直動回路」と、高ストロークを生み出す薄板切断用(板厚6mm以下)の場合、「増速回路」に自動切り替えが可能。この方式により、19min-1から25min-1(増速回路使用時)へ、ラムストローク数を約40%向上させました(当社従来機比)。



②ラム上限&下限・無段階設定機能

ラムの上限・下限(ストローク長さ)を自由に選択できるため、材質・板厚・切断幅など、材料に応じた効率的な加工ができます。ブレード全体を平均的に使用でき、摩耗が均一化。ブレードの長寿命化にもつながります。



③タッチパネル式集中操作盤

材質・板厚に合った適切なレーキ角・クリアランスがあらかじめ入力されています。このため、作業者の熟練が不要です。素早く簡単に操作でき、正確な切断が可能です。タッチパネルの採用により、見やすく使いやすい操作環境を実現しました。



④ 高速・高機能バックゲージ

位置決め速度4.3m/min。このインバーター制御の高速バックゲージを採用することにより、約5倍(当社従来機比)のスピードアップを実現。より迅速な作業を可能にしました。また、バックゲージ自動反転機能により、大板も楽に切断。バックゲージを傷める心配もありません。



⑤エアサポート(ESH-3013オプション設定)

板の自重による垂れを防止してバックゲージに正しく突き当たるようにサポートする装置です。また、標準装備のバックゲージ自動反転機能により、大板も楽に切断できます。

加工音の大幅な低減


■モーター・油圧系統、新フレーム構造による総合的な見直し

モーター・油圧ポンプ(マウント化)・油圧パルプなど音の発生源を総合的に見直し、無負荷運転時の騒音を約10dB減少させました(当社従来機比)。また、切断能力の高い傾斜ラム&傾斜テーブルや、材料に応じたムリのないカットが可能なラム上限&下限・無段階設定機能も静粛性に貢献しています。

仕様

■マシン仕様

機種名 ESH-1213 ESH-3013
切断板厚 (引っ張り強さ:450N/mm²) (mm) 0.8~13
(引っ張り強さ:600N/mm²) (mm) 0.8~10
最大切断長さ(サイドゲージ基準) (mm) 1270 3100
ブレード 四方刃
レーキ角(シャー角) 50'~3° 50'~2°40'
板押さえユニット(油圧式分割ユニット) (本) 7 14
ライトビーム (W×個) 50×1(ハロゲンランプ) 50×3(ハロゲンランプ)
運転操作種類 単動、連動、任意長、寸動
ギャップ深さ (mm) 80
クリアランス可変機構 板厚入力設定による電動式
ラム毎分ストローク数(フルストローク時) (min-1) 23~45 12~30
バックゲージ 制御方式 マイコン制御テンキー入力
移動速度 (m/min) 4.3
測長範囲 (mm) 5~1000
プルバック (mm) 4~5(位置決め動作による)
反転機構 後退端位置油圧反転
運転種類 プログラム運転、都度入力運転
電動機 主電動機 (kW) 18.5 30
クリアランス可変用 (kW) 0.04
バックゲージ用 (kW) 0.4
マシン質量 (kg) 5800 9400

*本仕様ならびに外観・装備は、改良等のため予告なく変更することがあります。

 

 

 

■ESH-1213・ESH-3013 共通対応オプション

●2m、3m、サイドゲージ
●2m、3m、フロントエクステンション
●逆板押さえ
●シューター

■ESH-3013 対応オプション

●エアサポート
●エアサポートコンベヤー

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